迷惑情報フィルター標準搭載スマホアプリ型ビジネスフォン「トビラフォン Cloud」のサービス開始に関するお知らせ
2019.12.10
当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、迷惑情報フィルター標準搭載のスマホアプリ型ビジネスフォン「トビラフォン Cloud」のサービスを2020年3月目途に開始することを決議しましたので、お知らせいたします。
1. 事業開始の趣旨
安倍内閣総理大臣の施政方針演説(注1)において、「働き方改革」の具体例として掲げられたテレワークは、地方創生、働き方の多様化、女性の社会進出促進に向けた具体的な取組みとして政府・民間の注目を集めているものの、東京商工会議所の調査(注2)によれば、中小企業においてテレワークを導入している企業は5%に過ぎず、初期費用等の負担懸念から導入が進んでいない実態が浮き彫りになっています。
これは、テレワークにかかる電話商品市場が、大手通信事業者が販売する大企業向けの高機能商品により主要を占められ、従業員数が限られる中小企業でテレワークを導入するにはコストやシステム開発規模が見合わず、テレワーク導入を足踏みする状況にあることが原因の1つです。
本来、テレワークの促進により、少人数経営の中小企業にこそ新規人材流入や業務効率化が期待できるものと考えられ、現状のテレワークにかかる電話商品市場に中小企業向けの商品を安定した品質で提供することは、我が国が抱える「人手不足」や「働き方改革」といった社会課題を解決することにもつながります(注3)。
そこで当社は、スマホアプリ「トビラフォン Cloud」をiOS 及びAndroid 向けに新規提供し、私有のスマートフォンに当社アプリを入れることで、従業員がプライベートとオフィス電話を分けて使用できる仕組みを整え、中小企業のテレワーク環境導入を支えます。
加えて、「トビラフォン Cloud」には当社の迷惑情報フィルターが標準付帯しており、不要なセールス電話等を拒否して業務効率を高めることが可能であり、当社技術を用いた独自性を有する商品になっています。
(注1)安倍内閣総理大臣施政方針演説(2018 年1月22日)
(注2)東京商工会議所「東京2020大会における交通輸送円滑化に関するアンケート結果」(2017年12 月12日)
(注3)中小企業は日本の企業数の99.7%、常用雇用者人口の64.2%を占めており、この市場におけるテレワーク電話商品の成長潜在性は高い。(企業数等のデータは中小企業庁「都道府県・大都市別企業数、常用雇用者数、従業者数(民営、非一次産業、2016 年)」参照)
2. 新サービスの概要
製品イメージ
機能概要
名称:
トビラフォン Cloud
Webサイト:
https://tobilaphone.com/biz/cloud/
主な機能:
・迷惑情報フィルターサービス
・発着信時の事業者名称表示機能
・内線通話・外線通話
・クラウドによる連絡先、発着信履歴、録音データの一括管理
価格:
未定
販売方法:
専用のインターネット・ポータルサイトでの申込受付
発売時期:
2020年3月(予定)
3. 本サービスにかかる売上高への影響
本サービスの開始初年度である2020年10月期の予想売上高は僅少ですが、対象市場は迷惑電話の発生や政府主導の「働き方改革」により拡大を続けており、サービス開始以降、売上高は増加することを見込んでおります。
4. 本サービス開始のために特別に支出する額
本サービス開始にあたり、経常的な原価として人件費等が発生しておりますが、特別な支出はありません。
5. 今後の見通し
2020年10月期における業績への影響は、本日公表の「2019年10月期決算短信」における業績予想に織り込んでいます。なお、サービス開始日、販売価格等の詳細は、2020年2月に決定する予定であり、決定次第、速やかに開示いたします。
6. お問い合わせ先
トビラシステムズ株式会社
管理部広報主任 岩渕
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目5-12 パシフィックスクエア名古屋錦3F
代表TEL:050-5533-3720
代表FAX:052-253-7692
URL:https://tobila.com/