受発信時の事業者名称自動表示率が過去最高の92％を突破〜ビッグデータを利用し安心安全な電話を提供〜

2020.01.31

当社は電話受発信記録のビッグデータを用いた「事業者電話番号データベース（注１）」を構築し、当社の迷惑情報フィルターサービスのご利用端末において、電話発信先または発信元の事業者名称を日本語で自動表示する機能を無償提供しております。
このたび、当該ビッグデータを用いた電話の利用実態に関する調査を行いましたので、公表いたします。

解析レポートのポイント

解析対象のビッグデータは迷惑情報フィルターサービス利用者369万人（2019年10月末時点）の受発信記録が対象。
受発信先のうち約537万事業者を特定し、電話番号毎の受発信回数を計測。
受発信事業者名称の表示率は過去最高の92%以上を達成。

１. 事業者電話番号データベースについて

当社の迷惑情報フィルターサービスご利用端末では、受発信時に当データベースを自動的に参照し、該当する発信先または発信元事業者名称を画面表示いたします。

mobile_app ＜事業者名称表示のイメージ＞

このたび、最も多く受発信が行われた上位10万件の電話番号において、受発信事業者名称の表示率が過去最高の92％を突破いたしました。独自のアルゴリズムによる調査に加え、社内技術者による丁寧なチェックを行い、より正確な事業者名称を表示できるよう日々取り組んでおります。2019年12月末時点で、約537万件の事業者名称をデータベースに登録しております。

database_img

個人の電話帳に登録がない見知らぬ番号から受電した際、電話に出るべきかすぐに判断するのは困難であり、不安を感じる場面も少なくありません。当機能では、迷惑情報フィルターサービスのご利用者様が電話帳に未登録の電話番号を受発信した際でも、当データベースに該当すれば事業者名称を表示するため、安心・安全に電話をご利用いただくことができます。

当社は引き続き、迷惑情報フィルターサービスの提供を通じて電話受発信にかかるビッグデータを収集し、当社サービスの品質向上に努めてまいります。

（注１）事業者電話番号データベースとは、当社が独自ノウハウで構築した企業、店舗、宅配ドライバー、公共機関等の事業者電話番号および名称を蓄積したものです。個人の電話番号情報（非事業者番号）は、データベースには含まれておりません。

（注２）固定電話とモバイル端末間で最も多く受発信が行われた上位10万件の電話番号において、事業者電話番号データベースを参照した回数（分母）のうち、事業者名称を表示できた回数（分子）の割合を表します。表示する事業者名称は、利用者からのフィードバックで随時情報のアップデートを行っております。なお、当データベースを利用するモバイルアプリにおいては、一度参照した電話番号の事業者情報をアプリ内に数日間保持するものがございます。保持期間中は同じ電話番号から複数回受発信があった場合でも参照数を１とします。