トビラシステムズのデータベースを活用した迷惑電話・SMS対策サービス「迷惑メッセージ・電話ブロック」がUQ mobile「安心セキュリティセット」で提供開始

2023.02.17

トビラシステムズ株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：明田篤、証券コード：4441、以下「トビラシステムズ」）の「迷惑情報データベース」を活用した迷惑電話・SMS対策サービス「迷惑メッセージ・電話ブロック」が、2023年2月17日より、UQ mobileのオプションサービス「安心セキュリティセット」（提供：KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、以下「本オプション」）で提供開始されます。

迷惑メッセージ・電話ブロック

UQ mobile「安心セキュリティセット」について

「安心セキュリティセット」は、迷惑電話・SMS対策サービスの「迷惑メッセージ・電話ブロック」をはじめとしたセキュリティソフトなどをまとめてご利用いただける、UQ mobileのお客さま向けオプションサービスです。UQ mobileのお客さまは、本オプションをご利用いただくことで、より安心・安全にスマートフォンをお使いいただけます。

本オプションに含まれるサービスの一つ「迷惑メッセージ・電話ブロック」は、トビラシステムズの迷惑情報データベースを活用し、不審なSMSやメッセージ、電話を自動で検知し警告表示します。特殊詐欺や悪質な営業電話などの迷惑電話対策や、架空料金請求詐欺やフィッシング詐欺などの迷惑SMS対策にご活用いただけます。

また、公共施設や企業などからの着信時には、イエローページ情報をもとに、発信元名称を自動で表示します。

本オプションで活用されるトビラシステムズのデータベース

本オプションの「迷惑メッセージ・電話ブロック」で活用されるトビラシステムズの迷惑情報データベースは、警察、外部機関、利用者からの情報に加え、独自調査で収集した情報を統合データベース化することで、迷惑電話や迷惑SMSの検知に利用しています。

当社のデータベースには、迷惑電話番号が約3万件、公共施設や企業など事業者の電話番号が500万件以上登録されており、独自の調査を経て日々情報を更新しています。当社のデータベースを用いたサービスでは、月間約150万件の迷惑電話をブロックし、迷惑電話を約97%検出しています。また、月間約2億件のメッセージを判定・分析し、詐欺の恐れがあるSMSを約98%検知しています（※1）。

当社の迷惑情報フィルタサービスは、利用者数が増えるほど収集可能な情報が増え、精度が向上し、サービス利用者自身が危険から守られると同時に、他の利用者の安全にもつながります。

トビラシステムズの迷惑情報データベース

※1　2022年1月〜12月の集計データ

高水準で推移する特殊詐欺やスミッシング、スマホも被害に

警察庁の発表によると、2022年の特殊詐欺の認知件数は17,520件、被害額は361.4億円にのぼります。特殊詐欺手口のひとつである「架空料金請求詐欺」は、「有料コンテンツで未納料金がある」などの名目で偽のSMSなどを送り、文面に記載された電話番号に電話をするよう促し、実際は利用していない料金を騙し取るもので、2022年の認知件数は2,893件（前年比+776件、+36.7％）、被害額は100.5億円（前年比+32.4億円、+47.6％）に増加しています（※2）。

実在する企業やブランドを騙るSMSを送り、添付されたURLにアクセスさせて偽サイトに誘導し、個人情報を入力させ盗み取る犯罪「スミッシング」も昨今多発しています。当社の調査で2022年に確認されたスミッシングの件数は、前年比で約２倍に増加しています。文面パターンやなりすましに悪用される事業者など、手口のトレンドは常に変化しています。

これらの特殊詐欺やスミッシングからスマートフォンを守るツールとして、本オプションをご活用いただくことで、安心・安全なスマホのご利用環境を提供します。

※2　警察庁発表　令和４年における特殊詐欺の認知・検挙状況等について（暫定値版）