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プレスリリース

トビラシステムズの迷惑情報データベースで、国際電話を使った「ワン切り詐欺」の危険性がある番号をフィルタリング

2019.11.22

当社は、新たな詐欺事案として注目度を高めている国際電話を使った「ワン切り詐欺」について、事案への関与が疑わしい国際電話番号を独自調査し、迷惑情報データベースへの登録を行っています。当社の迷惑情報データベースのサービス利用者(2019年9月末現在約361万人)においては、データベースに登録された詐欺の危険性がある国際電話番号からの着信を防ぐことが可能です。

1. 国際電話を使った「ワン切り詐欺」について

国際電話を使った「ワン切り詐欺」は、犯罪グループが、折り返し電話を誘引するワン切り電話を無作為に行い、折り返し電話により発生する国際電話通話料の一部が、通信会社からリベートとして犯罪グループに支払われる詐欺事案です。発生する通話料を増やすため、電話を切らずに待機を促す音声を流し、通話時間を引き延ばそうとする手口も見られます。見知らぬ国際電話から着信を受けた人によるSNSでの多数の書き込みや、メディアでの注意喚起実施などもあり、現在話題になっている手口の一つです。

2. 当社の迷惑情報データベースに、詐欺の可能性がある海外番号登録を実施

当社では、詐欺に使われている可能性がある国際電話番号を独自に調査しています。調査の結果、2019年10月22日〜2019年11月21日の期間中、以下の国および地域にて詐欺の可能性がある電話番号(注1)を多数確認し、うち300件以上の電話番号を、順次迷惑情報データベースに登録しております。登録された番号は、当社の迷惑情報データベースを利用したサービスでフィルタリングが可能です。

(注1)詐欺の可能性がある国際電話番号とは、短期間に多数の国際発信を行っている、連番の電話番号群を指します。

国および地域 国番号
ナウル +674
アセンション島 +247
サモア +685
中央アフリカ +236
パプアニューギニア +675
バヌアツ +678
南スーダン +211
モルディブ +960
ガイアナ +592

 

当社では引き続き調査を行い、フィルタリングの精度向上に努めてまいります。

3. 当社の迷惑情報データベースについて

当社のサービス利用者から提供される迷惑電話情報や、警察組織からの危険番号提供、独自調査などにより、現在、迷惑情報データベースには30,000件以上の迷惑電話番号が登録されています。

当社の迷惑情報データベースを利用したモバイルアプリでは、発着信時に電話番号を自動で判別し、迷惑電話と判定された場合は警告表示を行います。また、トビラシステムズのデータベースに登録されている公共機関や企業の番号については、発着信時に公共機関名・企業名を自動で表示します。

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<警告表示のイメージ>

当社のサービス一覧は下記からご確認ください。
https://tobila.com/product/

4. 本件に関するお問い合わせ先

トビラシステムズ株式会社
管理部広報主任 岩渕
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目5-12 パシフィックスクエア名古屋錦3F
代表TEL:050-5533-3720
代表FAX:052-253-7692
URL:https://tobila.com/

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警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ

出典:「警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ(警察庁)」(https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/