トビラシステムズの迷惑情報データベースがスマホの安全を守る。迷惑電話とわかって出てしまう人が4割も?防犯のカギは通話録音
2020.07.29
「迷惑電話対策」機能搭載の「かんたんスマホ2」がワイモバイルから登場
トビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:明田 篤、以下「当社」)は、2020年8月6日より、当社が提供する迷惑情報データベースを参照し、迷惑電話および迷惑メールの自動検知を行う「迷惑電話対策」機能が搭載された初心者向けスマートフォン「かんたんスマホ2」が、ワイモバイルより発売されることをお知らせいたします。
1. 特殊詐欺被害者の8割以上は高齢者
警察庁の発表によると、2019年における特殊詐欺被害の認知件数は16,851件で、そのうち14,100件、割合にして83.7%が高齢者(65歳以上)の被害となっています。高齢者の被害率は年々増加傾向にあり、2019年は過去5年間で最も高い数値となりました。
警察庁 特殊詐欺認知・検挙状況等(H27~R01の確定値)を元に作成
(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/sagi.html)
また、65歳以上の高齢女性の被害認知件数は全体の65.3%で、特にオレオレ詐欺では84.4%を占めています。高齢化社会が進む中、高齢者の被害状況は非常に深刻です。
出典:警察庁 令和元年における特殊詐欺認知・検挙状況等について(確定値版)(https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/hurikomesagi_toukei2019.pdf)
2. 30,000件の迷惑電話番号を蓄積したデータベースがスマホを守る
ワイモバイル「かんたんスマホ2」の「迷惑電話対策」機能では、電話発着信時に当社の迷惑情報データベースを参照し、迷惑電話と判定された場合は警告表示や着信拒否を行います。当データベースには独自のアルゴリズムにより収集した30,000件以上の迷惑電話番号が登録されています。また、警察やサービス利用者からの情報提供によりデータベースは日々更新され、常に新鮮な迷惑電話情報が蓄積されています。着信時だけでなく発信時にも警告表示するため、以下のような場面でも効果が期待できます。
例1
自宅の固定電話に、ATMに出向いて現金を振り込むよう指示する電話がかかってきた。ATMで相手先の電話番号にかけようと番号を入力したところ、「かんたんスマホ2」のダイヤル画面で警告が表示された。入金の一歩手前で特殊詐欺だと気付くことができた。
例2
行政や裁判所から、料金支払いを指示する旨のはがきが届く。「支払いをしなければ不動産を差し押さえる」などの記載があり、慌ててはがきに記載の電話番号に問い合わせようとしたところ、「かんたんスマホ2」のダイヤル画面で警告が表示された。架空請求詐欺だと気付くことができた。
<フィッシングメールのイメージ>
また、迷惑メールを受信した場合は自動で迷惑メールフォルダに振り分けられるため、誤って開封してしまうのを防ぎます。昨今は新型コロナウイルス感染症に乗じたフィッシングメールも多数確認されているため、巧妙なフィッシング詐欺対策にも効果が期待できます。
なお、「かんたんスマホ2」は「迷惑電話対策」機能を含む防犯機能の標準搭載が評価され、公益財団法人全国防犯協会連合会が推奨する「優良迷惑電話防止機器」(優良防犯電話)に認定されています。
3. 迷惑電話と表示されていても出てしまう人が4割も?通話録音の重要性
「かんたんスマホ2」発売に際し、「迷惑電話対策」機能には新たに、迷惑電話受電時の自動録音機能が追加されました。入電時、当社の迷惑情報データベースによって迷惑電話・非通知・公衆電話と判別されると、自動で通話が録音される機能となっています。また、録音している旨の音声ガイダンスも自動で流れます(ソフトバンク株式会社が特許出願済み)。
自動録音機能が追加されたことには、重要な意味があります。前製品「かんたんスマホ」の利用者を対象にした調査を行ったところ、利用者のうち約40%の人が、迷惑電話の警告が表示されているにも関わらず電話に出てしまっていることが明らかになったのです。
<かんたんスマホにおいて迷惑電話の警告表示が出ているのに通話した人の割合>
自動録音機能を搭載することにより、迷惑電話に出てしまったとしても通話記録を残せるようになりました。通話を切った後に落ち着いて録音を聞き返したり、周囲の人や警察等に聞いてもらったりすることもできます。迷惑電話警告表示と通話録音のダブルの機能で、もしもの時の防犯対策がより一層期待できます。
「かんたんスマホ2」に関する詳細情報は、ワイモバイルの専用サイトをご覧ください。
https://www.ymobile.jp/lineup/a001kc/index.html
4. 本件に関するお問い合わせ先
トビラシステムズ株式会社
営業企画部 広報主任 岩渕
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目 5-12 パシフィックスクエア名古屋錦7F
IR代表TEL:050-3646-3020
代表 FAX:052-253-7692
URL:https://tobila.com/