「ひとりおうち時間」が増える年末年始、特殊詐欺にご注意を

2020.12.16

迷惑電話・メッセージ対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：明田篤、証券コード：4441、以下「トビラシステムズ」）は、以下の通り、年末年始における特殊詐欺の発生防止に向けた呼びかけを行います。

１. 「ひとりおうち時間」が増える年末年始は特殊詐欺に注意

今年の年末年始は新型コロナウイルス感染予防のため、家族・親戚の元への帰省を避け、電話やオンラインチャット等で年末年始の挨拶を交わす人が例年より増加しやすい傾向にあります。高齢者の「ひとりおうち時間」が増えやすい今年の年末年始は、在宅中を狙った特殊詐欺が発生する恐れがあります。今年の年末年始は、離れて生活する家族を装った「オレオレ詐欺」や、自宅にアポ電をかけた後に訪問し、玄関先でキャッシュカードをすり替える「キャッシュカード詐欺盗」に対し、今まで以上に注意が必要です。

さらに今年の年末年始は、店頭での混雑を避けるため、おせち料理の宅配受取りや「オンライン福袋」の購入などで、ネットショッピングや宅配便の利用が増加する可能性があります。この時期、特に注意したいのがフィッシング詐欺です。

フィッシング報告件数

出典：フィッシング対策協議会発表「2020/11フィッシング報告件数」を基に作成

フィッシング対策協議会によると、2020年11月のフィッシング報告件数（海外含む）は30,967件で、中でもAmazonをかたるフィッシング報告が全体の62.3%を占めています。トビラシステムズの調査では、2020年11月におけるAmazonをかたるフィッシングSMS件数は、前月と比較して約1.6倍に増加しています。また、宅配業者を装うSMSも依然大量に発生しており、フィッシングサイトに誘導されたり、不正なアプリのインストールを促され、利用者が知らぬ間にフィッシングSMSを拡散したりする恐れがあります。ネットショッピングや宅配便の利用機会が増えやすい年末年始は、フィッシング詐欺に注意が必要です。

duckdns.orgに注意

２. トビラシステムズの迷惑情報フィルター事業について

トビラシステムズは、迷惑電話や迷惑メッセージをフィルタリングし安全を守る迷惑情報フィルター事業を展開しております。

現在、1,000万人を超えるサービス利用者から提供される統計情報や、警察組織からの危険番号提供、独自調査などにより、約30,000件の迷惑電話番号をデータベースに登録しております。トビラシステムズの迷惑情報フィルターサービスは特殊詐欺などを含む迷惑電話を自動で検知し、99.8%（注１）の割合でフィルタリングするため、電話を安全にご利用いただけます。また、トビラシステムズのデータベースに登録されている公共機関や企業などの事業者番号については、発着信時に事業者名称を自動で表示します。迷惑電話防止に加え、より安心して電話をご利用いただけます。

トビラシステムズの迷惑情報データベース